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通貨の話
 

通貨の話

 

海外のいろいろな国を廻っていると、各国の紙幣やコインが自然と貯まってしまいます。

中には中東やアフリカ諸国等の通貨で日本では円に換金できないものや、貨幣価値が大きく変わってしまったり、当時の紙幣そのものが使えなくなったものも結構あります。

 

以前、中国では外国人はFECという紙幣のみが中国内で使うことが許されていましたが、今では中国人同様、人民元を使えます。

 

ベトナムの通貨単位はドンといいます。ドンとは銅の意味で、昔の王国時代に広く用いられた銅が貨幣のドンの元とも言われているそうです。

私がベトナムに行った当時は1ドルが5,000ドンで、現地でお金をドンに換金すると、札束の山が返ってきて、急にお金持ちになったような気になったものでした。

現在は1ドルが17,000ドン位ですが、10万ドン札や50万ドン札があるので以前みたいなことは無くなりました。

 

西アフリカにリベリヤという国があります。首都モンロビアは未舗装の幅の広い道が中央の目抜き通りです。

アメリカのグッドイヤー社が、当時大規模な投資をしていました。

モンロビアの街を歩いていると、大きな布袋を肩に掛けている人々を多く見かけます。

何だろうと思って聞いてみると、皆お金を持ち運んでいるとのこと。

随分商売が盛んな街だなと思っていると、それは日常の買い物をしていて、リベリヤの通貨は全部1ドルコインだったのです。紙幣が無いのでコインを布袋にどっさり入れて買い物に行くしかなかった訳です。皆重そうな布袋を持っています。

リベリヤで銀行強盗をするには、かなりの体力が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

author:西川治男, category:ちょっと休憩−海外おもしろ事情, 07:31
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