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- トラブルの影に女性あり その1
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2008.12.17 Wednesday
トラブルの影に女性あり その1
今回、マニラでの滞在ホテルのすぐそばにオープンしたイタリヤレストランで食事をしていると、外の駐車場でいきなりドーンという大きな音がしました。
中にいた客は皆びっくりして一斉に外を見ると、一台の車がポルシェの横っ腹に思いっきりぶつかっています。車から出てきた男性二人がすぐに取っ組み合いの喧嘩を始めました。
だんだんエスカレートしてきて、店の人達が止めに入ってもどうにもなりません。
ポルシェの男が車の中から拳銃を取り出して、空に向かってバンと発砲すると、にわかに緊張が走りました。客は皆、店の中に避難しています。
やっと警察がきて事態は収拾しましたが、店の外のテーブルは滅茶苦茶で、男の一人もかなり出血しています。後で原因を聞いてみると、ポルシェ男が連れていたモデル風の女性をめぐるトラブルの様です。車はわざとぶつけた様です。
そういえばスラっとしたフィリピン女性が店に居ましたが、彼女は奥のトイレの中で震えていました。
トラブルの影には女性が居るということでしょうか。
因みに、タガログ語で浮気者のことを“パロパロ”(蝶の意味)と言います。
- 検査済証の無い家
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2008.12.04 Thursday
検査済証の無い家
以前にも触れましたが、検査済証の無い家を買うときは注意が必要です。
検査済証が無いということは、まず違法建築である可能性があります。
(建蔽率違反、容積率違反、接道義務違反等)
* 特に旗地などで注意が必要ですが、原則4m以上の幅員の公道に2m以上間口が接していない土地には建物が建てられません。
そのため融資する銀行としても、ローンを組むことを拒否することがあります。(銀行は、検査済証の無い家に対して融資をしない様、当局から指導されています。)
検査済証を亡くした場合は再発行してくれますので売り主側に用意してもらうと良いでしょう。
家を建てるときはまず建築確認申請をし、その設計プランに問題が無ければ、申請の承認が下り、最終的に家が建った後、建築が申請通りになっているかの検査が行われ、OKであれば検査済証が送られてきます。従って、建築確認申請書や確認済証があっても検査済証が無ければ意味がありません。
本来は検査済証の無い家に住んではいけないことになっていますが、実際このような家に住んでいても、強制的に退去させられるケースはあまり見かけられません。
検査済証の無い家(昔はよくあったそうですが)に御自身でずっと住む分にはあまり問題はないとも言えますが、将来転売等する時にはやはり問題になります。
相続などで建物を取り壊して、更地にして売却する場合でも、接道義務を果たしていない土地の評価はかなり低くなってしまいます。