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サウジ ペット販売制限
サウジ ペット販売制限(2008.8.3読売新聞)

サウジアラビアの首都リヤドで犬、ネコ等のペットの販売、公共の場でのペットを連れての散歩を禁止したとの記事がありました。
どういう事かと言うと、ペットをネタに男女が路上で知り合う機会が増えたため宗教警察が取り締まりに乗り出したわけです。

サウジでは公共の場所で夫婦でない男女が一緒に居ると問題になります。
現地の人の家に夕食に呼ばれて行っても、女性はまず出てきません。
何か視線を感じて振り返ると、ドアの影から黒い布で顔を隠した女性がこっちを見ていたりします。

以前リヤドの店の中で商談中、一日に5回あるイスラムの祈りの時間となり、店の人間があわててシャッターを閉め始めたことがあります。宗教警察が見回りに来るというのです。
この間は仕事をしてはだめで、店の中にいてもだめです。出遅れて机の影に隠れたこともありました。
棒の様な物を持った宗教警察の人間がすぐ横を通っていったのを覚えています。

サウジといえばフィリピンからの出稼ぎ労働者が多い。
ドルが稼げるので、だいたい2年間のスパンで中東に出稼ぎに行くフィリピン人が多くいます。お酒も飲めない所で2年間も我慢してお金をためて意気揚々とフィリピンに帰ってくると、親類縁者がワッと押しかけてきて、六ヶ月もすれば稼いだお金を使い果たし、又単身中東に行く人間も多くいるみたいです。
以前サウジ向けのフィリピン人セールスマンをマニラで募集した時、応募者が殺到し、階段の下まで目いっぱいになって大変なことになったことがあります。
ピークは過ぎましたが、いまでも海外へのフィリピン人の出稼ぎ労働者は多くいます。

オーストラリアのメルボルンの5スターホテルでお茶をしていると、フィリピン人のウェイトレスが働いているのが見えました。少し話をし出すと、その女性はもう長い間家族と離れてそこで働いているそうで、身の回りの話を一気にし出しました。一通り話してスッキリしたのか、ニッとウインクして、後で大きなケーキを三つもサービスで持ってきてくれました。
JUGEMテーマ:日記・一般


author:西川治男, category:ちょっと休憩−海外おもしろ事情, 10:03
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