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イスラエルという国
イスラエルという国

以前イスラエルによく出張で行っていたある時、テルアビブ空港ロビーで人を待っていて、周りに誰もいなかったのでアタッシュケースを床に置いて、ほんの数歩ボードを見ようと歩きかけた途端、どこから来たのか警備員が脱兎のごとく突進してきて、「この荷物はお前のものか」と質問され、私がYESと答えると、自分の荷物から離れるなと言われました。
爆弾と勘違いしたのでしょう。
またある時、ロッド空港乱射事件を起こした赤軍派の人間が、恩赦で釈放される時にたまたまイスラエルに入国することになって、飛行機が到着しタラップを降りると、日本人ということですぐさま完全武装の警察官に両脇をガードされ、そのまま近くの装甲車の中に入れられて30分以上もいろいろと尋問されたことがあります。

今でも同じだと思いますが、イスラエルからアラブ諸国に直接行くことは、外国人でも
できません。(エジプトは例外です)
自分のパスポートにイスラエル入出国のスタンプを押されると、その後アラブ諸国に入国する際にトラブルになるので、別紙ビザにスタンプを押してもらいます。(南アフリカも同様です。)
イスラエルに滞在した痕跡を消すために、書類やイスラエルの通貨を現地から日本まで送り返したり、スーツケースなどに書かれたヘブライ語の文字を消したものでした。

東京のイスラエル大使館に仕事の打ち合わせに行っていた時に、ビザを取りに来たアラブ系の人間が入り口付近で暴れだしたこともありました。すかさず警報が鳴り職員の顔に緊張感が走ったのを覚えています。偶然居合わせた他の人達と共に、職員に先導されて秘密の脱出ルートで外に出ました。そしてこのルートについては口外しない様言われました。
周りがアラブ諸国で囲まれた緊張感の中で生活しているイスラエル人にとっては、あらゆることに注意して、警戒することは当たり前のことなのです。
author:西川治男, category:ちょっと休憩−海外おもしろ事情, 10:06
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共有名義の物件
共有名義の物件

登記事項証明書の甲区の所有者の名義人が複数になっている不動産を購入する場合、売買にあたって売却側の名義人全員の同意が必要になります。
そして契約を交わす際には、売り主側の名義人全員が出席するのが普通です。
共有名義人の一方とだけ契約を交わしても有効ではありません。
よくあるケースでは夫婦共有名義で、夫婦の一方が単独で不動産を売却しようとする場合や、相続が発生し遺産分割協議がまだ終わっていないのに、相続人の一人が勝手に相続した不動産を処分しようとしたりする場合などがあります。
甲区の名義人が複数いる場合、必ず全ての名義人と契約を交わさなければなりません。
購入予定の物件の登記事項証明書を調べてみて、甲区の名義人が共有(複数)になっている場合は注意が必要です。
相続が最近発生した不動産の購入の場合も、売り主が真の所有者であるかどうか、確認しなければなりません。
JUGEMテーマ:ビジネス


author:西川治男, category:契約締結, 10:18
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