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旅は道連れ世は情け
 

旅は道連れ世は情け

タイからの帰りで成田空港からNEXに乗ると、途中で中国系と思しき若い7〜8人の団体が乗ってきた。

そのグループの一人が私の隣の席に座った。

しばらくしてその若い女性が車輌にトイレはありますか、と聞いてきた。

私が教えてあげると今度は、チェクインが遅れてしまったけどホテルに連絡すべきか心配している。

それ程遅れているわけでもないので大丈夫と言うと、安心した様子。

グループは台湾の大学生達で、卒業旅行を兼ねて東京で5泊した後、信州大学のセミナーに出席するらしい。

なにやらバックの中からゴソゴソと書類を出して東京で行きたい所について聞いてきた。

私は少し疲れていたが、いろいろと教えてあげた。

私は、今はほとんど死語となった「旅は道連れ世は情け」や「袖すり合うも他生の縁」をモットーにしている。

世の中が大分変わってしまったのでこちらから話しかけることは極力避けているが、

やはり旅先での人との会話は楽しいものだ。

どうやら私は彼女にとって最初の日本人だったらしい。ツーショットの写真を撮られ後で送るという。彼女らは東京で降りていったが成田からはアッという間だった。

一週間後彼女からメールが来て一緒に撮った写真を送ってきた。

東京ではいろいろな日本人に親切にされ、とても楽しかったらしい。

人との一寸した出会いは矢張り大事にしたい。

author:西川治男, category:ちょっと休憩−海外おもしろ事情, 06:04
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レストランでのお勘定の仕方
 

レストランでのお勘定の仕方

フィリピンでレストランに入るとウェイトレスが何人も一斉に注文を取りに来ます。

しかし食事が終わってイザ勘定をしようとしてウェイトレスを探しても、誰もこっちを見てくれません。

大声を出して呼ぶわけにもいかないので、こっちを見るのをジッと待っていても、一向に目が合いません。

フィリピンに駐在していたアメリカ人の友人も同じことを言っていました。

まるでお勘定には興味がないように見えます。

やっとウェイトレスの一人と目が合って”チェック”の合図をします。

国によってこの”チェック”の合図の仕方は異なります。

欧米では、指でサインを書くマネをするとだいたい通じます。

指でカードの形を作ってみせても通じます。

少し大きくしすぎてメニューを持って来られたこともありました。

タイではこのような合図は通じません。

食べ終わった食器に向かって指でぐるぐる回すとすぐに通じます。

一度試しに指を上に向けてグルグル回してみると、ウェイトレスは不思議そうな顔をしてジッとこっちを見つめるだけでした。

author:西川治男, category:ちょっと休憩−海外おもしろ事情, 10:56
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アジアでの人付き合いはコワイ
 

アジアでの人付き合いはコワイ

アジアでの人付き合いは結構しんどいものがあります。

以前上海の浦東地区の工場内の家に住んでいたことがあります。

あるとき風邪をひいて寝込んでいると、会社の中国人達が10分おきに入れ替わり立ち代り部屋を心配顔で訪ねてきます。

心配してくれるのはありがたいですがそのたびに起こされ、おかげで病状が悪化してしまいました。

中国の旧正月の時期は、各家庭で水餃子を食べる習慣があります。

家に呼ばれて行くと、大きな器一杯に水餃子がでてくる。少し無理して全部食べるとすぐに二杯目が出てくる。

やっとの思いで初日を終えると、次の日は別の人間が朝から誘いにくる。

また目一杯水餃子を食べなくてはならなりません。 これが三日間続く。

フィリピンのマニラで、フィリピン女性と知り合って食事の約束をし、鼻の下を伸ばしてレストランで待っていると、一族郎党を引き連れてやってくる。

タイでは、日本に行った事があるという、まだ会ったこともないタイ人からいきなり電話がかかってきて、今ホテルのロビーで待っているという。しょうがないので挨拶だけのつもりで会ってみると、娘も呼んでいるからこれから一緒に食事に行きましょうと誘ってくる。

こっちの都合なんかお構いなし。

もちろん全て断ればいいだけの話かもしれませんが、無碍に断るわけにもいかない時も多い。

アジアでの人付き合いはコワイ

author:西川治男, category:ちょっと休憩−海外おもしろ事情, 19:27
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タイのウドンタニという街
 

タイのウドンタニという街

タイの東北部、ラオスとの国境近くにウドンタニという都市があります。

あまり知られていませんが、タイで4番目に大きい街だそうです。


過去にはいろいろな歴史があって、ベトナム戦争の時に北爆のためアメリカ軍が
空軍基地を作った経緯があり、そのためか街ではアメリカ人をよく見かけます。

最近になって急速に発展している街です。UDタウン内には日本食レストランや様々なお店があって、100円ショップまでありました。

シャブシャブと寿司が一緒になったシャブシというレストランも人気です。


つい先日セントラルプラザという大きなショッピングモールがオープンしました。この辺の地域では画期的な出来事です。

ナイトマーケットはバンコクやチェンマイとは比較にならないほどシミジミとやっています。


UDタウンのはずれを夕方散策しているとなにやら歌声が聞こえてきます。なんだろうと思って行ってみると、野外のフードコートの前にステージがあって派手な衣装の女性が歌っています。

歌い終わると次のまた派手な衣装の女性が登場します。

頭に木をはやした女性やテンガロンハットのお姉さん、あまり上手とは言えない歌ですが、観客はやんやの喝采で花束を渡しています。

最後は紫式部が出てきて、しばらく顔を隠して踊ったいきなり振り向くと、

すごい化粧のオカマの人でした。観客の盛り上がりは最高潮。

軽く一杯飲むつもりがとうとう最後まで見てしまいました。


いまどきこの様な歌謡ショーを見れるのはウドンタニくらいでしょうか。

author:西川治男, category:ちょっと休憩−海外おもしろ事情, 16:09
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サイパンの今
 

はじめてサイパンに行ってきました。

サイパンはアメリカ領なので、入国の際に両手の指紋と顔写真を撮られます。

一人一人に審査時間が掛かり、丁度韓国から到着した観光客の大集団と相まって、入国審査場は大混雑となりました。


現在サイパンには大量の韓国人観光客がやってきます。次に多いのは中国人。

日本人の大規模ツアーは見かけませんでした。

ここでも勢力図が以前とは大分変わった様です。

サイパンでいろいろと動いて見ると、フィリピン人が多いことに気がつきます。

ハードロックカフェのウェイトレスは全員フィリピーナ、マックの店員もフィリピン人、ホテルの従業員も多くはフィリピン人、日本食レストランの店員も全員フィリピーナです。

まるでマニラに居るような錯覚にとらわれました。

サイパンには現在フィリピン人が9千人も居るそうです。

町中いたるところにマッサージ店があり(ここは中国人)、前を通ると「マッサージどうですか?」としつこく声をかけてきます。あまりしつこいので無視していると、日本人ではないと思ったのか「アンニョンハセヨ」と話しかけてきて、それでも黙っていると「ニーハオ」になります。

レンタカーを借りて島の北端に行きました。

今では観光地になっているバンザイクリフやマッピ山頂には過去に悲しい歴史があり、慰霊塔やお墓が並んでいます。

目の前には紺碧の海が広がっていますが、とても記念写真を撮る気持ちになれず、静かに手を合わせて帰ってきました。

author:西川治男, category:ちょっと休憩−海外おもしろ事情, 09:46
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ベトナム事情
 

久しぶりにベトナムのホーチミン(旧サイゴン)に行ってきました。

1986年からのドイモイ政策(刷新)が功を奏したと言うべきでしょうか、ホーチミンの街は新しいショッピングセンターがいくつもオープンし、当時はほとんど自転車だったものが全て車とバイクに変わっていました。


信号機の無い交差点がほとんどで、旅行者はもの凄いスピードで行き来している車やバイクの間を決死の思いで渡っていきます。

私は、このような交通事情はマニラで慣れているはずですが、歩道もお構いなしに突っ込んでくるバイクには閉口しました。


今ベトナムは特に女性観光客にブームみたいで、バッグ、サンダル、その他小物等が、えっという値段で買うことができます。

ずいぶん欧米の観光客も見かけました。

ベンタンマーケットの所で、かなり太ったアメリカ人のおばさん二人がシクロという自転車タクシーに乗ろうとしていました。

どうみてもその大きなお尻二つは座席に入りそうもありませんでしたが、嘘だろうと思って見ていると、運転手は何とか二人を乗せてしまいました。

その後、そのシクロはヨタヨタと走り去って行きました。


その夜、滞在ホテル内の店で、これまたかなり太った白人のおばさん二人が洋服の試着をしていました。

見るからに普通サイズでは合いそうもないと思ったのか、店員は思いっきり大きなサイズ(たぶん23号位)を勧めています。

試着室から出てきた一人が、どう?と連れの人に聞くまでもなく、服はさすがにダブダブで二人とも顔を横に振っていましたが、ベトナム人女性店員は、「ベリーナイス!マダム」と言っていました。

ベトナム人の商魂はたくましい。

author:西川治男, category:ちょっと休憩−海外おもしろ事情, 07:19
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クリスマス近い時期は怖い
 

クリスマス近い時期は怖い

 

フィリピンではクリスマスが近くなる11月頃から犯罪が急に増えてきます。

クリスマスで国に帰るための旅費や家族へのプレゼント等何かと出費が嵩むせいでしょうか。

フィリピンではこの時期、警察の特別警戒が行われています。

 

以前マニラのマカティに日本人の技術者Aさんと一緒に住んでい頃、Aさんが土曜日に歩いて近くの大きなショッピングセンターのSMシューマートに行き、エスカレーターで二階に上がろうとすると、いきなり前に男が割り込んできて、後ろには別の男がピタッと付いてきてサンドイッチの状態にされてしまいました。

エスカレーターを昇る途中で後ろの男が彼に拳銃をつきつけて、金を出せと言って来ました。

辺りには買い物客が大勢いましたが誰も気が付きません。Aさんが手持ちのお金を渡すとギャング一味は立ち去りました。

翌朝、何か物音に気付いて下に降りてみると、Aさんが皮のベルトを手に持ってビュンビュン回しています。どうしたのかと聞くと、これから昨日の連中を探しに行くと言っています。

お金で済んだから良かったのだと説得しその時は収まりましたが、Aさんは後日、別のギャングにまたホールドアップされてしまいました。

 

ショッピングセンターでの大胆な強盗や爆発事件などもこの時期に多く起こります。マニラ空港で観光客を狙う出迎え強盗もこの時期に一気に増えます。

 

市内の街路樹はクリスマスの電飾できれいに飾りつけられていますが、夜の裏側には犯罪が多く潜んでいるようです。

author:西川治男, category:ちょっと休憩−海外おもしろ事情, 10:39
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世界の空模様
 

世界の空模様

 

最近中国人観光客が激増していて、どこにいても中国人を見かけます。

電気製品やドラッグ商品を買い漁っているようですが、彼らの記念写真には何故か日本の青空を写しているものが多いそうです。

 

そういわれてみれば上海に駐在していた頃、黄砂の影響でしょうか空はいつも灰色がかっていて、スッキリとした青空を見た記憶はほとんどありません。

中東サウジアラビアの首都リヤドの空もいつも灰色がかっていました。砂漠の真ん中に位置しているせいでしょう。

 

青空といえば最近の東京の空は抜けるような青空が多い。太陽光線は白色に近い感じがします。

以前オーストラリアに住んでいた頃、紫外線がとても強く、子供を含め多くの人が濃いサングラスを掛けていました。日本ではまだ紫外線に対してあまり注意をしなかった頃です。

朝,夕の太陽光線は強烈に強く、車を運転していて前が全く見えない程でした。

フィリピンのマニラでも同様の傾向があります。

夕刻、都心に向かうサウス・スーパーハイウェイでは午後の斜陽がとても強くなりました。

 

地球規模で静かに、しかも着実にオゾン層が破壊されているのでしょうか。

author:西川治男, category:ちょっと休憩−海外おもしろ事情, 12:23
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海外病院事情
 

海外病院事情

 

マニラに滞在中、友人の体調が急に悪くなって、病院に連れて行くことになりました。

受付でまともに順番を待っていると時間がかかるので、フィリピン人の知り合いに頼んで救急病棟に直接行けることになりました。

 

受付で待っていると、Tシャツ姿のフィリピン人の兄ちゃんが指をパチパチ鳴らしながら、鼻歌を歌いながらやって来ました。

なにやら汚らしい注射器を持っています。なんだろうと思っていると、まずは検査のための採血をするという。

いかにも衛生上問題がありそうだったので、友人は断固として注射されたくないと言う。

その旨を伝えると、不思議そうな顔をして、それならば自己責任で注射を拒否する旨の書類にサインしてくれと言う。

結局簡単な問診だけ受けてそそくさと帰ってきました。

 

病院といえば、私は中東のオーマンで頭を何針か縫う手術を受けたことがあります。

オーマンの首都マスカットから砂漠の内陸方向に100km程行った所のサラーラで商談があり、インド人、フィリピン人のセールスマンと3人で出かけました。

商談が長引き、サラーラを出る頃には辺りはすっかり暗くなっていました。次の予定があったので急いでマスカットに帰らなければなりません。

砂漠の中の一本道で、道巾は広いのですが街灯が全く無く、インド人のナジームは真っ暗な砂漠の中をヘッドライトの明かりを頼りにハンドルに噛り付いて運転しています。時速100k以上は出ていたでしょう。

 

車はワンボックスカーで、私は運転席の反対側に座って、疲れもあってウトウトとしていました。なにか胸騒ぎがして目を開けると、いきなり道路に積まれたレンガが目の前に迫ってきます。

ナジームが急ブレーキを踏みましたが間に合わず、ブロックに突っ込み、車はスピンして道路から外れ3回転して止まりました。

車は大破しましたがシートベルトをしていたせいで何とか助かりました。

当時シートベルトはあまりしなかったのですが、その前日にシートベルト着用のお達しが出ていたので、お陰で助かりました。

車はひっくり返った状態で止まり、フロントガラスは粉々に割れました。

 

誰かに車から引き出され、何故かそこにあった救急車に3人とも運ばれました。

フィリピン人は気絶している様子で、ナジームは救急車の中で神にひたすら祈っています。

私も頭を切り、血が右目に入ったみたいで右目が見えませんでしたが、救急車の窓から大きな月が見えたのを覚えています。
 

オーマンの病院に連れて行かれ、すぐに手術をするというのでインド人の看護婦がやってきて、まず縫う辺りの髪を切ると言うのですが、手には10円カミソリを持っています。

嫌な予感がしましたがそんな事は言っていられず、結局その10円カミソリで傷の周りをジョリジョリ剃られました。不思議と痛みは感じませんでした。そして何針か縫われました。

右目については、その後水で洗うと見える様になりました。

 

私たちが事故に遭う前に、車数台が関わる全員死亡の交通事故があり、地元警察がレンガを積んで道路を封鎖していたのです。

何の警告灯も無かったので、そこに突っ込んでしまったわけです。

それで前の事故のために救急車がそこにいたわけです。
ラッキーというかなんというか・・・

 

結局3人とも大した怪我をせずに済みました。

ナジームが私に、「車が何回転して止まったか知っていますか」と聞くので、「そんな事は分かる訳無いだろう」と答えると、3回転したと言っています。何故と聞くと、何回転するか数えていたと言う。

 

やっぱりインド人はたくましい。

author:西川治男, category:ちょっと休憩−海外おもしろ事情, 11:53
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グリーンベルトショッピングモール白昼強盗
 

グリーンベルトショッピングモール白昼強盗

 

10月18日(日)の昼頃、マニラのマカティの中心にあるグリーンベルトショッピングモールで、ポリスを装った武装グループによる白昼強盗が起こりました。

 

M16ライフルやランチャーで武装した5人が、ポリスの制服を着てモール内のロレックス店に押し入り、高級時計を多数奪って逃走。

 

日曜の昼、私はタクシーでグリーンベルトへ向かいました。タクシーを降りてモールの中に入ろうとすると、いきなりパンパンパンと乾いた音が聞こえ、大勢の人が悲鳴を上げながら逃げ出してきました。

私はとっさに銃撃戦だと思い、皆と一緒に走ってその場から逃げました。

離れた所から様子を伺っていると、しばらくして警官隊が中に突入していきました。

 

一緒に避難してきた中のフィリピン人女性が話しかけてきて、なんとその女性は、事件があった正にその時に、ロレックス店の反対側のレストランで友達と食事中で、飲みかけのスープを引っくり返し、友達と一緒に夢中で逃げたと言っています。

彼女はマスクで顔を隠した5人組の犯人を間近で見ています。

犯人グループは、近くに居合わせた警官たちと打ち合いになり、犯人の一人は射殺されましたが、残りは車で逃走。警官一人と市民一人が負傷しました。

私もタクシーがあと1〜2分早く着いていれば、丁度事件現場のあたりを通りかかっていたはずです。
 

犯人グループは、ポリスの制服を着て堂々とモールの中に銃を持ち込み、強盗を行ったことになります。今後、ポリス自身のID確認が議論されることになるでしょう。

 

以前、マニラ空港でロビーを歩いていると、制服を着たポリスが近寄ってきて、胸のバッジと同じ物をポケットから取り出し、XXドルで買わないかと言ってきたのを思い出しました。

 

 

 

author:西川治男, category:ちょっと休憩−海外おもしろ事情, 12:05
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